結晶するはちみつと結晶しないはちみつの違いは?
天然はちみつは結晶します。ブドウ糖を多く含むはちみつは結晶します。逆に果糖を多く含むはちみつは、どちらかと言うと結晶しにくいです。天然はちみつで結晶しにくいのは、ブドウ糖が少ないアカシアはちみつです。加工されたはちみつは、結晶することはありません。
はちみつが結晶した場合、どうしたらいいの?
結晶した状態で召し上がって頂くことも出来ますし、また温かい所に置いておけば、時間はかかりますが元に戻ります。すぐに戻したい時は45~50度で湯せんにかけると、重要な栄養を失わずに元に戻すことが出来ます。
プラスチック容器では、湯せんにかけないで下さい。
コムハ二―(蜜蝋)ってどうやって食べるの?
そのままクラッカーやパンにのせてお召し上がりください。もし、口の中に残るようでしたら、よくかんだ後、蜜蝋を捨て頂いても結構です。食べにくい場合は、巣蜜をのせてからトーストしていただくと、ミツロウが溶けて食べやすくなります。
なぜ同じ花の蜜だけを集めることができるの?
ミツバチには、同じ種類の花から蜜を集めてくるという習性があります。ただし、近くにたくさんの種類の花が咲いている場合、複数の花の蜜が混ざることがあります。複数の花の蜜が混ざったはちみつを百花蜜といいます。
はちみつのカロリー?
大さじ1杯(約21g)で約64kcalです。
はちみつの賞味期限は?
天然のはちみつは良い保存状態の下では腐ったり成分が変化したりすることはありませんが、美味しく食べられる期間として2年を目安として下さい。
はちみつの保存方法?
直射日光を避け、冷暗所での保存をおすすめします。最適温度は18~24℃。冷蔵庫に入れる必要はありません。また、清潔なスプーンなどをお使いいただき、水分や異物が入らないようにしてください。
はちみつに農薬は入っていない?
ミツバチは非常に繊細な生き物で、農薬を摂取すると死んでしまう可能性があるので、農薬がほんの少しでも含まれる花に近づくことはあまりありません。
同じ花のはちみつでも味や色が違う?
場所や時期が違えば、花も土壌も気候も異なります。様々な環境の違いによってはちみつの味、色、香りが異なることもあります。。
食べきれなくなったはちみつは?
お砂糖の代わりに料理などの調味料としてお使い下さい。
なぜ1歳未満の子供がはちみつを食べてはいけないの?
天然のはちみつには、自然界に存在するボツリヌス菌がまれに混入することがあり、腸内細菌が少なく腸が発達していない1歳未満の乳幼児が食べると、幼児ボツリヌス症を発症する恐れがあるためです。腸内細菌の多い免疫力のある大人が食べても全く問題ありません。妊娠中の方や授乳期間中の方も問題なくお召し上がりいただけます。