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Domaine Arnoux Lachaut  ドメーヌ・アルヌー・ラショ



Domaine Arnoux Lachaut 
ドメーヌ・アルヌー・ラショ


一回り小さなドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティーと言わしめたドメーヌ。
実際畑もかなりDRCに隣接している。現在はアルヌー・ラショーがその後を継ぐ。
若いうちはちょっと化粧っ気の強い感じだが熟成によってその進化を現し驚くほど複雑で強烈な印象を与える。
現在主流の自然派の作り手とは対照的だが、これはこれでブルゴーニュの本流の一つでもある。
Nuits-St.-Georges Les Poisets 2011
ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ポワゼ [2011]
【ピノ・ノワール100%】
 
 

アルヌー・ラショとは

 
 

本拠地  : ヴォーヌ・ロマネ村
代表者  : パスカル・ラショー
生産量  : 約70,000
所有畑  : 計12ha
ロマネ・サン・ヴィヴァン 0.35ha
エシェゾー 0.88ha
クロ・ヴージョ 0.45ha
他、ヴォーヌ・ロマネ村、ニュイ・サン・ジョルジュ村などに所有。
 

ワイナリーの歴史

ロベール・アルヌーは、ブドウ栽培家としては既に200年以上も同じ場所に居を構えるという旧家。現在の当主パスカル・ラショー氏はドメーヌにその名を残す4代目のロベール・アルヌー氏の娘婿にあたり、20世紀初頭に設立されたこのドメーヌの5代目。先代のロベール氏は1931年に生まれ、3代目シャルル氏が1957年に亡くなった跡を受けて一気にドメーヌの名声を高め、95年に亡くなりました。

60年代前半からドメーヌ内元詰を始め、当初は個人客を中心に売っていましたが、90年代から輸出が大幅に伸び生産が追いつかなくなった今でも、23代と家族ぐるみで毎年買いに来る昔からの顧客のために在庫の一部は別途に確保し、ドメーヌで販売していています。 
 

特 徴

他のヴォーヌ・ロマネの生産者と同じく、リュット・レゾネで栽培。1haあたり、1万本という密植。ブドウは畑の中で選別され、除梗をした後破砕せずにステンレスタンクへ。28日間10度の低温浸漬を行い、計1820日かけて醗酵。圧搾後は、34日かけてデブルバージュし、熟成。新樽使用率は、ジェネリックの0%(1年樽を使用)からグラン・クリュと1級レ・スショの100%までと、畑に応じて使い分けています。熟成期間は1618ヶ月。清澄・濾過は、94年から行われていません。