堪能の世界

Chateau Rayas シャトー・ラヤス

 
 

 

  ブルゴーニュの官能的なワインを彷彿とさせるワインがローヌでも造られています。その地域こそがシャトーヌフ・デュ・パフ。そしてブルゴーニュの神様がアンリ・ジャイエならシャトーヌフ・デュ・パフの神様はジャック・レイノーだったのです。もう二人とも亡くなってしまいましたが、こういった神様的存在の後を継ぐというのは本当に大変なことです。アンリ・ジャイエの後継者は、エマニュエル・ルジェ、そしてジャック・レイノーの後継者はエマニュエル・レイノー。二人ともかなり先代と比べられいろいろと言われています。そして面白いことにこの二人は既に亡くなってしまったディディエ・ダグノーと共にフランスの三大奇人と呼ばれているのです。昨年エマニュエル・ルジェとエマニュエル・レイノーに合いましたが、確かに二人とも人見知りで取っつきにくく、愛想などまるで言わず、ワイン作りにしか興味がない、そんな人達、でもワインの事について語り出すとそれはもう真剣に楽しそうに話すのです。人を見極めようとする鋭い目、くだらないおせいじなんて言おうものなら多分相手にもされないようなそんな人達です。それだからこそ、奇人と呼ばれているのだと思います。私はこの二人がとても奇人とは思えず、近いものを感じ非常に親しみを持ちました。 現在のシャトー・ラヤスに関して言えば、多少スタイルに変化はありましたが、驚くほど素晴らしいワインであることに変わりはありません。どうしたら、こんな個性的な素晴らしいワインが出来るのか尋ねてみましたが、ワインは90%以上葡萄なんだよ、と言う答えが返ってきました。確かにシャトー・ラヤスのに車で近づいていくにつれ景色の違いに気がつきました。なんとも素晴らしい仕立て、古木が多く他の畑と全く違うのです。この景観がまさにラヤスの素晴らしさを現しているのです。醸造所は、何年前に作られたか分からないくらい古い設備で、ぼんやりとした暗い明かりしかついておらず、醸造所に向かう階段は穴が開いていていつ壊れてもおかしくないほど。何年前に掃除をしたのか分からないような雰囲気の醸造所。ほこりっぽい、穴の開いたセーターを着たエマニュエルは、着るものなんか全く興味がなさそう。でも畑は、整然としていて手入れの行き届いた素晴らしい古木が並んでいます。
こんなエマニュエルが造るワインがそんな揶揄されるようなワインであるはずがありません。この個性と極まった姿は、他のだれにも真似できない偉大な姿なのです。ここまでの領域に達している現在存命中の生産者は、ルロワしかいないかもしれません。
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Chateauneuf-du-Pape Pignan 2011
シャトー・ヌフ・デュ・パプ・ピニャン [2011]
グルナッシュ種100%。シャトーヌフ デュ パプに所有する区画の中で最も北に位置し、砂質ではなく粘土と丸石で形成される一般的なシャトーヌフの土壌に近い畑です。甘くスパイシーな香り、エレガントな酸味と果実味、しっかりした骨格があり口当たりは固いですが奥行きが深く素晴らしい余韻があるワインです。

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Chateau la Pialade 2015
シャトー・ラ・ピアラード [2015]
グルナッシュ種90%、サンソー種5%、シラー種5%。通常、フォンサレットの若木とアサンブラージュで使わなかったもので造られます。イチジクや胡椒のような香りで旨味、スパイシーな酸味が素晴らしく力強さはありませんがとても滑らかで染み込むような旨味が楽しめます。

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Chateauneuf-du-Pape 2011
シャトーヌフ・デュ・パプ [2011]
グルナッシュ種100%。ワインに力強さや骨格を与える小石が多くて日当たりの良い畑、オイリーさとスパイシーさを与える砂質と粘土質が混ざって古木の多い畑、繊細さや複雑さを与えるグルナッシュと相性の良い砂質の畑の3つがあり、それぞれ別々に醸造されて最終的にアサンブラージュされます。野性的な味わいながらも繊細さを損なわず、威風堂々とした、正に教皇のごとき風格を持つワインです。

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Chateau de Fonsaletta 2010
シャトー・ド・フォンサレッタ [2010]
グルナッシュ種50%、サンソー種35%、シラー種15%。葡萄品種ごとに別々に醸造して瓶詰前にアサンブラージュします。豊かな果実味と酸味、ストラクチャーがあるグルナッシュ、軽やかできめ細かいエレガントなサンソー、スパイシーで滑らかな舌触りのシラー。それぞれ単独でも十分美味しいですが、アサンブラージュすることで深みや複雑さも感じられる絶妙なハーモニーを奏でます。

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Chateau de Fonsaletta Syrah 2008
シャトー・ド・フォンサレッタ・シラー [2008]
シラー種100%。道を1本隔てたところに小石混じりの粘土質土壌の畑と砂質土壌の畑があり、粘土質土壌は力強さとスパイシーさを、砂質土壌は繊細さとオイリーさを表現します。収穫量が少ないヴィンテージは混ぜて醸造しますが、基本的には土壌の違いで2つのキュヴェに分けて醸造してからアサンブラージュします。色調がとても綺麗で、深みのあるスパイシーな味わいです。

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Chateauneuf-du-Pape Blanc 2010
シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン [2010]
グルナッシュ ブラン種50%、クレレット種50%。ワインに余計な化粧をさせないように樽は一切使わずステンレスタンク又は琺瑯タンクのみで醸造します。グルナッシュ ブランの繊細なフルーティさ、クレレットのオイリーな肉厚さがお互いを引き立て合っています。

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Chateau de Fonsaletta Blanc 2010
シャトー・ド・フォンサレッタ・ブラン [2010]
グルナッシュ ブラン種87%、マルサンヌ種8%、クレレット種5%。果実味豊かで綺麗な酸がありグルナッシュ ブランの繊細さが良く出ています。天気の良かった年はパワフルでリッチ、涼しかった年はフレッシュで繊細な味わいとヴィンテージの影響が出やすいワインです。
 
 

シャトー・ラヤスとは

 
 

   現当主であるエマニュエル レイノ氏は現在3つのシャトーを運営しています。1880年にエマニュエル氏の曾祖父が葡萄栽培を始めたところからスタートしたこのシャトーは、1920年には瓶詰を始めてシャトーのワインとして売り出すようになりました。その後、レイノ家はシャトー トゥール、シャトー フォンサレットを購入してワイン造りの幅を広げ、現在では合計約60haの葡萄畑を所有しています。シャトー トゥールはエマニュエル氏の父から、シャトー ライヤスとシャトー フォンサレットは叔父のジャック レイノ氏から引き継いで運営しています。
   シャトー ライヤスはシャトーヌフ デュ パプの町から車で10分ほどの所にあり、農道を奥深くまで進んだ所に醸造所が建てられています。

醸造所内は薄暗く、2階への木製の階段は崩れかけており、何十年も使い続けている樽が並んでいます。約10haの葡萄畑は人里離れた森の中に位置し、御当地名物の大きな円礫が見当たらない痩せた砂地で育つ葡萄からはとても繊細な味わいのワインが出来上がります。白葡萄はグルナッシュ ブラン種とクレレット種、黒葡萄はグルナッシュ種が植えられています。畑の周りはたくさんの森に囲まれており寒暖の差が激しいので、葡萄はとてもゆっくり成熟します。そのため周囲の生産者よりも収穫時期が3週間も遅くなります。
   シャトー フォンサレットはオランジュの町の北のラグランド パレオル村にあり、約10haの畑に植えられている葡萄品種は白はグルナッシュ ブラン種、クレレット種、マルサンヌ種、赤はグルナッシュ種、サンソー種、シラー種で、ワイン造りはシャトー ライヤスの醸造所で行われます。フォンサレットに植えられているシラー種はエルミタージュのドメーヌ ジャン ルイ シャヴから、現当主ジャン ルイ シャヴ氏の祖父の時代に譲渡されたものです。

 
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