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地域: Bourgogne
地区、村: Pommard ポマール
オーナー: Aubert Lefas オベール・ルファ
醸造・栽培責任者: Aubert Lefas オベール・ルファ
コンサルタント名:なし
ラボのコンサルタントとはディスカッションして手伝ってもらっている
HomePage: http://www.domaine-lejeune.fr/
Julien de Pommerol氏(現在81歳)はパトロンとしているのみで、全権はオベール・ルファが所有
創業年:1783年
かつては複数のネゴシアンにワインを売却していましたが、1977年から徐々に売却方法を改めてドメーヌ元詰めを始めました。その後、元詰め比率を拡大して、1990年ヴィンテッジからは完全に元詰めに転換しました。ドメーヌ元詰め方式を採用した結果、数多くの気難しい愛好家の需要が高まるさなか、アメリカ、イギリス、ドイツ、ベルギー、スイス、カナダ、スカンジナビア、日本などの諸国への輸出を通じて、彼らをより満足させることができるようになりました。フランス国内の主要な顧客先としては、格式あるレストランではラ・トゥール・ダルジャンなど(パリ)、 優良ホテルではパリ日航ホテルおよび「ルレ・エ・シャトー」グループなど、多数の顧客先のワイン・リストに、ドメーヌ・ルジューヌのワインが載せられております。
1992年には、よい製造環境のもとで、全てのドメーヌ産ワインの樽熟成・瓶詰めと保存状態を確実にするという目的のために、重要な工事が成されました。中庭奥にあった不要な建物を取り壊し、カーヴ内を堀り、古いカーヴと接続したのです。この地下構造物の上に、強い断熱材をめぐらした新しい施設をこしらえ、口金をつけ、ラベル貼りをおこない、ワインをストックするための場所にしました。
家族経営のドメーヌ・ルジューヌの歴史は、1783年からたどることが出来ます。ルジューヌ家はフランス大革命後の1793年、古いカトリック団体(コンフレリー・ド・サン・サクレマン)が保有していた建物を入手・改築して、住み始めました。ドメーヌの規模は、相続と分割をへて、大きく発展しました。当主は順次、叔母から姪へと5世代に渡って引き継がれました。
ドメーヌの初代当主の名はマキシム・ルジューヌ(1864年・没)で、当時は20ヘクタール以上もの土地を所有していました。 後に、ジュリアン・ド・ポムロールの家族が所有し、フランソワ・ジュリアン・ド・ポムロールは、1977年に父親のあとを継ぎ、栽培と醸造の責任者を務めました。農業技師の資格を有するフランソワ・ジュリアンは、かつてボーヌ栽培・醸造学校で醸造学を教えていました。
2005年から、娘婿のオベール・ルファが加わり、現当主を務めています。大きなセラーのなかには、カバノキを何本も巻いて箍(たが)にした、古いオーク樽が保存され、現在も使用に供されていますが、これはブルゴーニュでもっとも古いものです。 このドメーヌは、所有者が自分の手で経営しています。彼らのワインは、特別なやり方で仕上げられています。すなわち、伝統的な造り方を基本的に尊重しつつ、つねに最新のテクニックへの注意と敬意を払っているのです。
畑仕事と醸造を形式化しないように気をつけながら可能な限りナチュラルに進める。既にあるルジューヌのスタイルを守りながら、新しいテクニックをそのスタイルを表現するために試していきたいとの事。
栽培方法:ビオロジック、リュットレゾネ
その栽培方法の開始時期:2004年以前は不明。2005年以降は確実に上記栽培に移行。
その栽培方法を適用している畑名: 全て
栽培方法の将来的な展望: 変更無し
認証機関:なし
土壌:粘土石灰質、泥灰土、鉄分含有の石ころ
自社ブドウ畑面積:7ha
契約ブドウ畑面積:正確には不明、以下は確実に借りている畑
L'Aumone 0.19ha(地域不明)
Pommard "Trois Follots" 0.20ha(所有面積1.05ha中)
Monthélie Village(0.53ha 区画名不明)
Côte de Beaune "Les Monsnières"(0.93ha)
自社栽培ブドウ品種:ピノ・ノワール、シャルドネ、アリゴテ、(ガメ…引き抜いたため現在は買いブドウを使用)
ブドウ以外の自社農作物:なし
主な仕立て方法:ギュイヨ・サンプル、コルドン・ロワイヤル(若木の樹勢調整のためと霜害の大きい区画にコルドンを使用)
支柱の素材:木
添え木の素材:木
堆肥:購入
酵母のタイプ: 野生酵母
圧搾方式:ヴァスラン
醗酵容器: 白:小樽(228L)、赤:木製タンク(40~50hl)
基本的に赤はタンク内に少量の全房を入れ破砕、その後残りを加えほぼ圧搾無しでマセラシオンと醗酵を開始。実質的なマセラシオン・セミカルボニック及びブルゴーニュの古典的な手法であるマセラシオン・ア・ショーが行われている。最中はビニールで蓋をしてほぼ密閉、温度は最大で32度程度まで上がる。
熟成容器:赤、白共に小樽。パストゥーグランのみステンレスタンク
白は1年以内、赤はブルゴーニュ・ルージュ、パストゥーグランは1年以内、それ以外のキュヴェは22~23ヶ月、およそ2年間の熟成。スーティラージュは熟成期間中に2~3回。マロラティック醗酵後には必ず行っている。
セラー環境: 主要なぶどう畑はポマール圏内なので蔵から1km以内にあるが、小作しているモンテリ―の畑は直線距離でおよそ2km、コート・ド・ボーヌでは3km強離れたところにある。セラーは地下、ストック及び瓶詰め等は地上だが断熱材と空調あり。
年間生産ボトル本数:50000~60000本(ネゴシアンを含めるとこの限りではない)
すべての畑はポマール村にあり、現在の作付け面積は6.7ha、すべてのワインはこの畑から生産されます。
年間生産本数
Les Rugiens Bas...0ha.25 900~1,400本
Pommard 1er Cru En L’Argillieres ....1ha.40 5~8,000本
Les Poutures .........1ha.10 5~6,000本
Pommard Les Trois Follots.....0ha.84 2,000~3,000本
Bourgogne rouge Les Crenilles..........0ha.45
Bourgogne blanc et rouge Grandes Carelles....2ha.25 15~25,000本
Bourgogne Passetoutgrain Les Sorbins..............0ha.25
ポムロール家が追求しつづけている目標は、「長期熟成型の偉大なワイン」を生産することです。ドメーヌでは、オリジナルな醸造技術が用いられています。まず、必要に応じて、手作業でトリ(枝についた房の選別)がおこなわれます。発酵のプロセスは、まず発酵槽の底にブドウを詰めて足で軽く踏み潰したあと、その上にブドウをまるごと投入します。以上のセミ・カルボニック式マセラシオン段階のあと、タンク内で破砕し、除梗せずに長期の浸漬と発酵(22~26日間のキュヴェゾン)をおこないます。オーク樽で熟成させ、いつも可能なかぎり、清澄・濾過なしでビン詰めをします。かくして、強い骨格をそなえ、多彩なアロマの感興に富むワインが産まれます。 ワインは数々の栄誉に輝いています。パリの農業コンクールで金賞、『ギッド・アシェット』で「感動杯」Coup de Coeur、『ルヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス』における比較試飲トップ賞を受賞し、『ク・ショワジール』(どの商品を購入すべきかを比較選定する雑誌)セレクションに推薦されています。
選果場所:畑の中、セラー
マセレーションの有無: 赤のみあり。パストゥーグラン100%カルボニック、ブルゴーニュ・ルージュ以降は実質的なセミカルボニック。
マセレーション期間:18~25日程度
酵母の添加有無:なし
アルコール醗酵期間:1er Cruで12~18日、Régional、Villageで10~15日程度。マセラシオンと合わせておおよそ1ヶ月程度。
醗酵温度コントロール:なし
濾過:基本的にパストゥーグラン、ブルゴーニュ・ルージュに対しては行う。例外的に2012年のパストゥーグランはフィルターをかけなかった。他の赤に対してはフィルター無し。
澱引き:なし
SO2添加のタイミング: 醗酵前、マロラティック醗酵後、瓶詰め前の3回。Totalで60~80mg/L程度。
ポマールの街
ポマールの名は、クルテペ(歴史家)によると、フルーツ園や植物園のローマ神性、ポモネから来ました。 小さな活気のある村は渓谷の中、小川の谷に、その目の前にはドナウ川が西から東へとくだっています。 ボーヌから南西3kmに位置し、ポマールはブルゴーニュ地方でも最も知られたブドウ畑を所有しています。 ぶどう樹はもっぱらピノ・ノワールが植えられ、豪華に丘の斜面から小川の谷の奥底まで広がっています。方角は南東、240~360mの標高差のある渓谷の斜面に広がっています。村の真ん中も同様、分散しいくつかの区画があり、もしその通りに気候条件がなければ 公共アペラシオンの栄誉は有り得なかったでしょう。 28のプルミエ・クリュはAOCの全植樹面積の37%を占めています。 ポマールは理想的な立地です。 1936年9月11日の勅令の中で、INAOはとても厳密に この一流のAOCとそれらの面積で造られるためのリューディーをとても正確に決定しました。
珍しい四角い鐘楼の周りの渓谷のふもとに村は集結されました。ここラム酒の地にブドウ畑を控えめに植えました。ローマの古い家には、深い貯蔵室、高貴な城、不変な偏愛の名声たる承認があります。著名な鑑定人たちは、最高のワイン産地を議論したポマール王、公爵、上院議員、僧院と同意しました。
:Citeaux,Vienne,Commarin,Vergy,未だ存在している古い名前・・
テロワール
丘の土壌は粘土石灰で、酸化鉄により赤く染められています。そこには無数のグレーの石垣が所有者の境界に置かれています。もっぱらピノ・ノワールのみ植えられ、それはブドウ畑でしか存在できず、それ自身でしか成長はできません。
力強さ、優雅さ、稀なテクスチャの品種を持つワインを生みだす驚くべきテロワールニは、
ヴォルネーの南側斜面とボーヌの北側斜面の間のような著しい違いを持ちます。
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