世界で最も魅力的なブルゴーニュ
 
フランス・ブルゴーニュのワイン
 
 
 
 
単一品種なのに驚くほど複雑で魅力的
土壌の違いを明確に感じさせ数メートル違うだけで土壌の構成の違う実に複雑な土地であるブルゴーニュ
シャルドネとピノノワールが今世界中で作られているのを見てもわかるように全ての模範となっている地域なのだ。
 
 
 
 

世界で最も魅力的なブルゴーニュとは

 
  
ブルゴーニュのワインは基本単一品種によって作られます。
ボジョレー地区では赤はガメイで作られていますしサン・ブリでは白のソーヴィニョンブランもありますが、主要地域では赤はピノ・ノワール、白はシャルドネによって作られています。
アリゴテで作られる白は、酸が強く糖度が低いためにカシスリクールなどを加えキールとして提供されたりしますが、実は寿命が尽きた際にまたアリゴテを植えることがほとんどないために、現在は樹齢が高い樹がい多いことが特徴です。
温暖化によって糖度も上がってきていますので実は注目の品種なのです。
単一品種でここまで魅力的なワインを作ることが出来る地域は他にはないほどの優れた地域でもあります。土壌の多様性、数メートル離れただけで土壌の構成要素が異なる地域性は単一品種でありながら多様な表情を生み出す要因ともなっています。
日本人が最も魅力的に感じる地域でもあり、現在では国際品種でもあるピノ・ノワール、シャルドネのお手本ともなる地域です。
この2つの品種においてこの地域を越える複雑さを出せる地域はほとんどありません。
人気の地域だけに土地も高く地域性だけで売れてしまうために自然派回帰の動きは遅く農薬からの脱却はあまり進んでいません。
これほどまで素晴らしい地域、緩やかながら進む品質完全に期待したい物です。2000年代になりブルゴーニュのワインは大きく変わり始めています。新世代の造り手達が新しい醸造学や知識を元に現代的なスタイルのワインを造り始めています。自然派への流れも急激でブルゴーニュはまだまだ遅れているとはいわれていますがビオディナミに転向する有名生産者も増えてきています。
温暖化の影響もあり今ブルゴーニュのワインは1900年代のワインとは違った世界を求め始めていると言って良いでしょう。ブルゴーニュ好きには古典派のワインを好む方も多いのですが、そういったスタイルのワインは減り続け現代的で早熟系のワインが台頭してきています。
特に繊細なブルゴーニュの世界はワインの状態が極めて大切でちょっと油断しただけで大きく魅力を失うワインが多いために仕入れには厳重な注意をしています。
 
 
 

ヴィンテージの特徴を
把握しよう

2009

2009年は1947年、1978年、1990年に続くブルゴーニュで最も偉大な年の一つです。早熟でありながら熟成も出来る特別なワインが出来た年。生産者によっては出来たワインが好みでないという人もいますが、ポテンシャルの高さは図抜けています。
 

2010

2010年は素晴らしいヴィンテージで理想的なワインが出来た年です。全体的にワインとしてのバランスが良く多少寝かせることが必要な年ですが、2018年の段階では村名まではかなり美味しく楽しめます。長熟することも出来るので寝かせればかなり報われるはずです。
 

2011

2011年は収穫の時期が早く赤白共に満足できる葡萄が収穫された年です。イメージ的には2004年、2007年の様な早熟で享楽的なワインというイメージで、熟成を待たずに美味しくいただけるワインが出来ています。熟成によっても更なる高みが見れる年でもありますので1級以上のワインは十分に寝かせてから楽しむのも良いでしょう。
 

2012

2012年は厳しい気候変動のために収穫量は近年で最も少なく、冬場から収穫時までやきもきする日々が続き、雹などで大きな打撃を受けたところもあり最も懸念された年でもあります。ところが幸いなことに収穫された葡萄は奇跡的に優れた物で凝縮感がありながらも柔らかく絹が何層にも折り重なれたような独特の魅力を発するワインとなっています。生産量が少ないために今度どんどん希少になってしまう年のワインですが、奇跡的なワインのためにその希少性は高まっていくことが考えられます。今までのどのヴィンテージにもないような愛らしくふくよかで深みのあるワインが出来た年です。

2013

春の寒さのために受粉がうまくいかずに結果小さく凝縮した葡萄が出来た。7月に一部地域で雹被害があり8月9月は良好な天気が続いたが収穫時期雨にやられた地域もある。収穫量は通常の年よりも少ない。白は生産者によるばらつきがあるが、良い時期に収穫できた葡萄で選別を的確に行った生産者のワインは実に魅力的だ。赤も同様で赤に関しては薫り高く享楽的なワインになるであろう。しかし(2017-10-20)段階では中途半端な時期でボディーが痩せてきておりあまり魅力的な感じない。しかしボディーがすかすかなわけではなく酸もあることから熟成の過程として中途半端な時期であることがわかる。最低でも半年は寝かせることが必要だろう。糖度は低めだが酸が比較的しっかりしているために、最初の印象よりも多少寝かせたときの方が良くなりそうだ。甘みが出てきた頃が飲み頃に入った証拠となるため、それを合図と感じて欲しい。状態の良くないワインは旨みを感じる前に終わってしまうだろう。
 

2014

春は季候が良く開花も非常に理想的でしたが、夏は冷涼で比較的収穫が早かった年。一部地域で酷い雹被害があり収穫量が激減した地域がある。白はグレート・ヴィンテージの特徴が多くあり実に素晴らしい。赤は一般的な評価よりも遙かによく近年希に見るほどのブルゴーニュにとって理想的な年となり、生産者たちもこのヴィンテージのワインを特に褒め称えている。軽やかな中に理想的なバランスで果実味が宿りはっとするような美味しさがある。熟成によって更なる高みを魅せることは疑いようもない。
 

2015

春が暖かく夏は非常に暑く乾燥していた。若干の雨が降ることで葡萄の生育は理想的な状態になりいわゆるグレート・ヴィンテージとしての要素が整っている。白は果実味豊かで素晴らしいワインが出来た。赤は通常の年よりも糖分が高く薫り高く豊かなスタイルでポテンシャルの高さを認識できる。赤に関する生産量は期待ほどではなかった。
 

2016

2016年は花震いなど天候にもあまり恵まれず生産量が激減。ただ結果出来上がったワインは柔らかい酒質で早熟。熟成も早く複雑さが早い時期に出てくるワインに仕上がっている。最近はオフ・ヴィンテージでさえもこれだけのワインができるのはさすがだ。早い時期から享楽的な美味しさを味あわせてくれる。
 

2017

2017年は暑かったこともあり、早熟で享楽的なワインが多い。既に村名までは飲めるワインが多くまさに愛すべき味わいだ。
 

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