ファネッティ Fanetti モンテプルチアーノのワインは非常にエレガントである意味インパクトに欠けとらえどころが無いという印象だったのだが、
このワインを飲んでからというものすっかりファンになってしまった。
ある程度熟成させてからしか出荷しないと言うことを考えると、リリース当初はかなり長熟系の造りをしていると考えられる。
イタリアの古典の良さを十分に身にまとい熟成による複雑さは飲むものに感動を与える。
そして価格が安すぎるくらい安いのがまた魅力。
ファネッティ1 Fanetti モンテプルチアーノのワインは非常にエレガントである意味インパクトに欠けとらえどころが無いという印象だったのだが、
このワインを飲んでからというものすっかりファンになってしまった。
ある程度熟成させてからしか出荷しないと言うことを考えると、リリース当初はかなり長熟系の造りをしていると考えられる。
イタリアの古典の良さを十分に身にまとい熟成による複雑さは飲むものに感動を与える。
そして価格が安すぎるくらい安いのがまた魅力。
ファネッティ2 Fanetti モンテプルチアーノのワインは非常にエレガントである意味インパクトに欠けとらえどころが無いという印象だったのだが、
このワインを飲んでからというものすっかりファンになってしまった。
ある程度熟成させてからしか出荷しないと言うことを考えると、リリース当初はかなり長熟系の造りをしていると考えられる。
イタリアの古典の良さを十分に身にまとい熟成による複雑さは飲むものに感動を与える。
そして価格が安すぎるくらい安いのがまた魅力。
 モンテプルチアーノのワインは非常にエレガントである意味インパクトに欠けとらえどころが無いという印象だったのだが、
このワインを飲んでからというものすっかりファンになってしまった。
ある程度熟成させてからしか出荷しないと言うことを考えると、リリース当初はかなり長熟系の造りをしていると考えられる。
イタリアの古典の良さを十分に身にまとい熟成による複雑さは飲むものに感動を与える。
そして価格が安すぎるくらい安いのがまた魅力。
Bianco “Betty”
ビアンコ “ベッティ
 昨年秋、久しぶりにファネッティを訪問させていただきました。2020年はブドウの収穫量がとても少なく、定番のビアンコ サンタニェーゼの入荷もだいぶ少なくなってしまいそうでして、、、。一緒に食卓を囲む中で、そんな話を聞いた後エリザベッタから、、「こういうワイン、あんた好きなんじゃないの?」、と言って飲ませてくれた白。その出来上がった味わいと、溢れる熟成香に驚かされました!彼女曰く、「2012年は良年で、標高の高いモンテプルチアーノでもブドウが良く成熟し、質も量も素晴らしかったの。ビアンコも例年よりもかなり多かったから、、なぜか1樽分残っていたみたいで、、、」。
まだガラス瓶が主流になる以前から、ワイン造りを行っているワイナリーではよく聞く話なのですが、、。複数の樽がある同ヴィンテージのワインを、一度にボトル詰めするのは現代では当たり前です。しかしガラス瓶やコルクが貴重な時代は、販売する分だけ瓶詰めし、残りは樽のまま保管しておくのが一般的でした。特に彼らのビアンコやロッソは、地元では量り売りとして販売しているものなので、販売する分だけボトル詰めしていました。その中で、生産量の多かった2012の一つのタンクをスタッフの手違いで、詰め忘れてしまったというんです、、汗。
「そ、そんなことある!?」、と正直慌てましたが、今でも2004のロッソを持っていたり、、90年代のワインもまだ沢山大樽で保管している彼らのことを思えば、、、確かに起きない話ではありません(笑)。そこで今回、日本向けにこの白ワインをボトル詰めしていただきました!ビアンコの畑の中でも割と樹齢が古く、昔に植えたリースリングも少し残っている区画のブドウ。通常のビアンコ サンタニューゼと比べると、大型のセメントタンクでさらに8年ほど熟成されたビアンコとなります。ビアンコ サンタニェーゼと混同しないように、別のエチケットを用意、名前になった「Betty」はエリザベッタの愛称です。
良年の2012、さらに少し良い畑のトレッビアーノ&マルヴァジーアという事もあり、収穫より10年の年月を経ても、気兼ねない飲み心地はもちろん、熟成香をまとった美しい白。決して狙って作られたワインではありませんが、素材(ブドウ)の良さ、時間をかけることの大切さを感じる味わいです。
Bianco S.Agnese 2015
Bianco S.Agnese
ビアンコ・サンタニェーゼ 
トレッビアーノ トスカーノ、マルヴァージア ビアンカ、樹齢30~40年。収穫後、約1日のマセレーション(果皮浸漬)、野生酵母による醗酵を促す。圧搾後大型のセメントタンクにて醗酵、途中オリ引きを行いそのまま12か月の熟成。50年以上全く変わらない手法のトスカーナビアンコ。
Rosso Fanetti 2015
Rosso Fanetti
ロッソ・ファネッティ
サンジョヴェーゼ主体、カナイオーロ、マルヴァージア、トレッビアーノ、樹齢30年。収穫後、大型のセメントタンクにて約2週間のマセレーション。野生酵母による醗酵を促す。その後オリ引きを行い、使い込んだ大樽(30hl)にて24か月の熟成。ノンフィルターにてボトル詰め。地域の伝統として、白ブドウも合わせて醸造される、日常的に飲まれている赤。

Vino Nobile di Montepulciano Riserva 2000
Rosso di Montepulciano
ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ 
プルニョーロ(サンジョヴェーゼの亜種)、カナイオーロ、マンモーロ、樹齢20年。収穫後、大型のセメントタンクにて約2週間のマセレーションを行い、野生酵母による醗酵を促す。圧搾後、使い込んだ大樽(20~30hl)にて24か月以上熟成。途中適宜オリ引きを行い、ノンフィルターにてボトル詰め。2019年7月にボトリングボトリングしたもの。
Vino Nobile di Montepulciano Riserva 
ヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチアーノ リゼルヴァ 
プルニョーロ、カナイオーロ、マンモーロ。収穫後、果皮と共に2週間、野生酵母による醗酵を促す。圧搾後、大樽(20~30hl)にて48か月の熟成。現行のDOCG規定ではなく、始祖である祖父の決めた熟成期間を守るため、すべてのノービレがリゼルヴァとなってしまいます。変わらないことに徹底的にこだわった、正に「モンテプルチアーノの高貴なワイン」。
Santo 375ml
サント 375ml
以前にも何度かカンティーナに行った時、食後によく飲ませてもらっていたこのワイン。「Vin Santoヴィンサント」と言えばトスカーナを代表するデザートワインです。エリザベッタの父ジュゼッペが造り始めたもので、50L~100Lサイズの木樽(カラテッリ)の中で、10年以上費やして造られる本物のヴィンサント デル モンテプルチアーノ。通常のワインのように、一定の温度で保管するのではなくカンティーナの外、夏は暑く冬は寒い環境。樽の中を洗い流さず、代々引き継がれてきたオリ(Liebito di Madre)を受け継ぎ、醗酵と酸化熟成を繰り返して生まれる、まさに「Vino Sant=聖なるワイン」。今回初めて販売用としてボトル詰め、中身はジュゼッペ時代に醸造された1996年の収穫となります。
近年はDOCもかなり現代的なモノとなってしまい、、収穫から僅か3年でヴィンサントを名乗れるという現実、、。「代々家族の祝いや大切な客人をもてなすため、特別な存在だったヴィンサントが、そんな簡単に造れるなんて思ってほしくない。今までは家族用として造り置いてきたけれど、本当のヴィンサントの存在を知ってもらいたくて、今回ボトル詰めしたの。」そう話してくれたエリザベッタ。
食文化や伝統はもちろん、時代の変化と共に変わっていくことは仕方ないことだと思います。しかし、当時のワイン造りや伝統的な食文化の素晴らしさや魅力は、決して忘れてほしくない。そして、時間をかけたモノ造りの魅力、重要性を少しでも伝えたい。ファネッティとして存在し続ける、エリザベッタの強い信念が詰まったワイン。ボトル詰めした量も少なく、諸々の事情で、現在の認証を取ることは難しいと判断した彼女。DOCヴィンサントとしてではなく、その名前の一部「Santo」という名になりました。中身はもう、、説明も必要ないほど素晴らしいヴィンサント。熟成香と練りこまれた複雑な香り、余韻を持った魅力あふれる味わいです。

 

 
 

ファネッティとは

 
 
 「変化しない」ということの良さ、歴史に裏付けられたワイン造りを貫き続けるカンティーナ。
 モンテプルチアーノは標高250~600mの丘陵地で、フィレンツェの南東に位置し、ウンブリアに近い。ブドウ栽培の歴史は古く、古くは中世より造られており、当時の生産量や販売について詳しく定められた資料も残されている。17世紀の詩人フランチェスコ レディの著書「バッコ・イン・トスカーナ」に登場する、「モンテプルチャーノは全てのワインの王」という記述や、フランスの作家デュマの「モンテクリスト伯」などにも登場することから、「Nobile高貴な」という言葉で表現されるようになっていった。1966年にDOC、1983年に最初のDOCGの一つとして数えられた。
    1700年代よりモンテプルチアーノに暮らし、ワイン造りをはじめとした農園を営んできたファネッティ家。1921年、当主アダモ ファネッティによってこの地でできるワインを「Vino Nobile di Montepulciano」、昔から栽培してきたサンジョヴェーゼを「Prugnolo Gentileプルニョーロ・ジェンティーレ」(のちに亜種として認識される。)として正式に名づけられた。1700年代よりモンテプルチアーノに存しかし、彼らの存在は、ノービレの始祖(エリザベッタ曰く、当時ブルネッロと名前を付けたビオンディ サンティと親睦の深かった祖父が、張り合って付けたのが始まりだという。その後DOCとして正式な名前になるまでは彼らのワインだけが、この名前であったという。)という事以上に、当時のワイン造りを大切に守ってきたことに驚嘆を覚える。現在はアダモの孫娘に当たるエリザベッタによって、農園全体の運営を含め、ブドウ栽培、ワイン醸造を行っている。土壌はこの地域全体で共通しているのは、砂質を含む粘土質(Tufo)土壌、小石、石灰を強く含んでいることも特徴的。畑の標高は340~400mに位置。DOCGのエリアの中心にあるのも、必然と言える。プルニョーロ、カナイオーロ、マンモーロ、トレッビアーノ トスカーノ、マルヴァージア ビアンカ、樹齢は30~40年。
栽培に携わるのは、父親、祖父の代よりこの家で働く従業員ばかり(65歳を超えても現役で働くものもいる)。彼女の農園は、祖父より受け継ぎ、そしてその土地に住まうものみんなによって守られてきた。畑での作業、肥料は基本的に使用せず、農薬についても極力使用しない、手作業中心の栽培を貫いている。醸造については、さらに徹底した手法を守っている。6000Lを越える大型のセメントタンクにて2週間ほどのマセレーション。当然のことながら温度管理や酵母添加は行っていない。熟成はモンテプルチアーノの町の地下深く続く、トンネルのようなカンティーナにて。昔から使い続けている大樽(30年、古いものは60年以上現役の樽もあるという話)による悠久ともいえる長い熟成を行っている。「本来のノービレは最低でも4年(48か月)は大樽で時間を過ごさせないとサンジョヴェーゼの持つ本来の香りは出てこない。だから私たちの造るノービレは現在のDOCGの基準だと、すべてがリゼルヴァと表記することになってしまっている。」と嘆くエリザベッタ。祖父の頃より変わらない6年間というサイクルでリリースされる彼女のノービレ。また、過去のヴィンテージについても、相当な量をストックするという考えを持ち、古くは60年代(これ以前の物もあるようだが、ラベルが無かったり、コルクが傷んでいたり、ヴィンテージが明確にわからないという)より多くのストックが迷路のようなカンティーナに眠っている。そして、もう一つの魅力ともいえるのが、地元モンテプルチアーノの町で昔から愛されているスフーゾ(量り売り)の雰囲気そのままのビアンコとロッソを、少量ながらボトル詰め。大型のセメントタンク、野生酵母のみで醗酵を終えたビアンコ、ロッソはノービレに含まれない区画の果実を用いる。使わずに空いている大樽を使い熟成しており、なんとも味わい深く、どこか懐かしささえ感じる味わい。日々のテーブルを彩る存在ともいえるこの二つ、気取らない旨みと染み出す味わい。何かを突き詰めることでは辿り着かない、当たり前に美味しいモノ、変わることなく続けてきた事の大切さ、を再発見させてくれるカンティーナ。


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